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common disease (一般的な病気)について 2015.9/11

各科とも疾患には、軽度のものから重度のものまで様々なものがあります。

そしてクリニックに来院される大抵の患者は、軽度のよくある一般的な疾患(=common disease)です。それは当院でも同じことです。素人の方が見ても診断がつくものも当然含まれます。

ところが診察・治療が簡単かというと、そうとは言いきれません。

何故なら簡単に診断できそうに見えても微妙に異なる他疾患のことがあったり、診断はできてもいざ原因の説明や適切な治療となると浅い知識では対応できず、豊富な経験や深い理解があって初めて対処できる症例は多々あります。

実際にcommon diseaseで当院に受診される方で、先に他院を受診しましたが結局治らないため、更に複数の医療機関を受診されたという問診を書かれる方は沢山いらっしゃいます。

医療機関に受診される場合は、common diseaseと思われる症状であっても、受診前に担当医の専門分野(できれば専門医)にご自分の症状が合っているかどうかをご確認することをお勧めします。


ちょっと裏話② 2015.4/2

またまたTVのコマーシャルを見て気になったことです。

洗剤系の商品のアピールで、最近よく「皮膚科医のテスト済みです」というコピーを耳にします。

これって実は我々皮膚科専門医からすると全く意味が分からないことなんです。

「どこの何先生がどんなことをして商品の安全性を検証しているか」は、企業は全く情報開示しておりません。実際に企業に問い合わせても、明確で納得のいく回答をしてくれません。

また“全ての人の皮膚に影響がないわけではありません”と予防線を張っていたりもします。それなら結局その「皮膚科医のテスト」とやらは、一般の製品テストと比してどれほどの違いがあるのでしょうか?

このようなお粗末な内容で、皮膚科医がみなお墨付きを与えているようにも受け取れる宣伝の仕方は、如何なものでしょうか?

自社の製品に自信があり、商品の安心性をアピールするのに皮膚科医を巻き込むのであれば、せめて“大方の皮膚科医が納得するデータの開示”や“日本皮膚科学会推奨”というぐらいのことは、企業の責任として是非して頂きたいものです。


ちょっと裏話① 2015.4/2

TVのコマーシャルを見ていると、製薬会社から市販の薬局で買える皮膚薬剤の新商品の情報がよくあるかと思います。例を挙げるとこの1.2年でよく耳にしたことがあるものでは、下記のようなものがあります。

・小林製薬 傷跡改善薬「アットノン」・・・主成分:ヘパリン類似物質

・第一三共 肝斑治療薬「トランシーノ」シリーズ・・・主成分:トラネキサム酸、アスコルビン酸、L-システイン

・資生堂  顔湿疹改善薬「IHADA」・・・主成分:ウフェナマート

実はこれらの成分は保険薬としては、数年~数十年前から存在していて、新成分どころか全く目新しくないものなんです。保険外販売をするようになったのが最近というだけなんですが、なんだか勘違いしそうですね。