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ちょっと裏話② 2015.4/2

またまたTVのコマーシャルを見て気になったことです。

洗剤系の商品のアピールで、最近よく「皮膚科医のテスト済みです」というコピーを耳にします。

これって実は我々皮膚科専門医からすると全く意味が分からないことなんです。

「どこの何先生がどんなことをして商品の安全性を検証しているか」は、企業は全く情報開示しておりません。実際に企業に問い合わせても、明確で納得のいく回答をしてくれません。

また“全ての人の皮膚に影響がないわけではありません”と予防線を張っていたりもします。それなら結局その「皮膚科医のテスト」とやらは、一般の製品テストと比してどれほどの違いがあるのでしょうか?

このようなお粗末な内容で、皮膚科医がみなお墨付きを与えているようにも受け取れる宣伝の仕方は、如何なものでしょうか?

自社の製品に自信があり、商品の安心性をアピールするのに皮膚科医を巻き込むのであれば、せめて“大方の皮膚科医が納得するデータの開示”や“日本皮膚科学会推奨”というぐらいのことは、企業の責任として是非して頂きたいものです。


ちょっと裏話① 2015.4/2

TVのコマーシャルを見ていると、製薬会社から市販の薬局で買える皮膚薬剤の新商品の情報がよくあるかと思います。例を挙げるとこの1.2年でよく耳にしたことがあるものでは、下記のようなものがあります。

・小林製薬 傷跡改善薬「アットノン」・・・主成分:ヘパリン類似物質

・第一三共 肝斑治療薬「トランシーノ」シリーズ・・・主成分:トラネキサム酸、アスコルビン酸、L-システイン

・資生堂  顔湿疹改善薬「IHADA」・・・主成分:ウフェナマート

実はこれらの成分は保険薬としては、数年~数十年前から存在していて、新成分どころか全く目新しくないものなんです。保険外販売をするようになったのが最近というだけなんですが、なんだか勘違いしそうですね。


低温熱傷に注意 2014.12/13

このところ寒くなってきました。

ぼちぼち湯たんぽを使用する機会や、ストーブの前でうたた寝する機会があろうかと思います。

ただ「少しなら」とつい油断して、起きたら熱傷(やけど)ができてたなんて方がこの時期よく来院されます。

このような熱傷は実はかなり厄介なことになります。

受傷後すぐより2.3週間経過してから本当の傷の深さが分かることが多いのですが、大抵は想像より重傷で治療に1か月以上かかることや傷跡が残ってしまうことはよくあることです。

これに対する手立ては熱傷の機会を避けるほかありません。受傷してから受診されても、適切な対策や指導はできますが、受けてしまった熱傷の程度を軽くする方法はないのです。

くれぐれもご注意下さい。