大分寒くなってきました。
この時期に皮膚科に受診される方の疾患では、何と言っても“乾燥肌~乾燥性湿疹”が多いのですが、意外に多い疾患が”凍瘡(しもやけ)”です。
みなさんに「これはしもやけですよ」と診断を伝えると、毎年冬場に症状の自覚がある方以外は、きょとんとして「これがしもやけですか?」や「しもやけって雪国の病気ですよね」や「子供がなるものですよね」といったことをよく聞かれます。
ですが、都内でも”凍瘡(しもやけ)”になることは十分にあります。むしろ冬場の都内の気温でも発症しやすい条件を備えています。そして大人でも罹患することは珍しくありません。
参考になる臨床写真の例をのせますので、気になる方は受診してみて下さい。
また昨冬のブログにも書いたのですが、湯たんぽ等での「低温熱傷」も注意が必要です。こちらもcheekしておいて下さい。